2016年07月09日

夏の宴、Le Tour de France〜!

こんにちは!久しぶりに店長です。
今年のツールの時期がやってきてはや7日目ですね。
正直私自身はあまり自転車のレースそのものには関心度が薄く
どちらかというと、走って組立ててメカやデザインを見る方が好きなんです。

でも、日本人が出るときのツールは別腹ですw
久しぶりに今年はランプレ・メリダから新城幸也選手が出場となりました。

皆さまよくご存知だとは思いますが
彼は今シーズン2月に大きな落車に会い大腿骨骨折にあい、
選手生命すら危ぶまれるような窮地を乗り越えての出場となり、
これはもう店のテレビに1000円を払って
ケーブル契約をせずにはいれませんでしたww

家では契約していないので、
なかなかお店で全部見るわけにもいかないのですが、
2日前のこの間は、
2009年の別府選手のツールの最終ステージ並みに興奮しました!!
新城幸也選手がなんと130キロ近く逃げ、
その場面が世界中に配信されているというその驚きに
いつもならテレビを見ながらでも作業ができるのですが、
完全にテレビに集中という形になってしまいましたw
本当にすごかったです。


思い返せばツールドフランスは私がロードレーサーのお店に
少しずつシフトした1985年に、
テレビ東京に代わりNHKで中継することになり
ロードレーサーの知名度が一気に上がった年でもありました。

NHKでは選手の交代や、風の抵抗、ツールを観戦するお客さんなど
丁寧に解説してくれて私を含め一般の方にも興味を持ってもらえる放送でした。
このころはフランスのスーパースター、
ベルナールイノーとローランフィニョンの激しい争いにはじまり、
暗黙のルールや王者の支配するレース展開など、
今とは違った面白さもありました。

余談ですが、当時は無線機やヘルメット、サングラスなども使っていなかったので、
見ている側も選手の表情をしっかり見ることができて、楽しめたものです。

ちょっと話がそれましたが
そんな時代の選手たちを見ていた身としては、
ここに日本人が立つことは自分が生きている間はないだろうなと
正直思っていました。

ところが最近の日本の選手たちをみると、
出場したことの凄さや、
完走した凄さの先を行く選手が現れはじめ
この業界に35年いる私としては、
この間のラグビーワールドカップよりも自分は感動しました。

しかも、新城幸也選手が敢闘賞を取ったときに、
今はコミッセールになっている
ベルナールイノーと笑顔で握手をする姿は
自分的には感動で涙が出るほどでした。

日本人選手もレベルの高い仲間と良い練習環境で
ここまできているんだなぁとおもいました。

私が生きている間には
日本人はツールでは勝てないだろうと思っていたのですが…
長生きはするものですねー!

これからも応援したいと思います。

ちばりよーーー!!

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投稿者 ishida : 2016年07月09日 19:37